はばたき作戦

当院のショートケアから次の段階へとはばたいて行かれた方々の例をご紹介します。

(事例は、個人が特定されないよう改変を加えております)

 

 

成人高機能自閉症の方で長年ひきこもりだったが、現在、就労支援施設に毎日通っている方

 ショートケアを利用する中で、社会との接点ができ増えていく中で、当クリニックのショートケアから順次移行を測り、就労支援B型へつながり、「毎日が楽しい」とおっしゃる方がおられます。

 

長年の不登校だったが、現在高校に通学している方

 小学校低学年から不登校だったのですが、個別支援2年くらいの働きかけの中で、小集団であるショートケアにつながりました。そこでエネルギーをため、小さな集団に慣れたのでしょう。その後、高校は通信制へ毎日通えるようになりました。高校入学が仕切り直しとなったようです。

 

中学から不登校だったが、高卒資格を取り大学へ進学した方

 中学から不登校+気分変調症的状態で、気持ちの落ちた状態が持続していましたが、外来治療の中で徐々に元気を取り戻し、ショートに通い、明るさや意欲を取り戻しました。その後高卒認定を受け、勉強したい分野の大学へ通っておられます。